2009年5月8日金曜日

悲しき人種の隔たり

11.9%

これ、NZの失業率です

・・いや、正確には
マオリ(NZ原住民)の失業率

これはコロンビア、イランとかと同水準

NZ国全体では、
もちろんこれほど悪くなく
昨日発表された四半期失業率によると「5.0%」

(日本は同時期で4.8%なので
まぁほとんど同レベル)


NZは多民族国家なので
統計結果も民族別に数字が出ます














ここから、NZの現実が見えてくる

マオリの失業率は、
白人(ヨーロッパ系)の約3.5倍
アジア系の約2倍

白人(あるいはアジア人)にとってみれば
不況、不況といっても、探せばなんとか仕事は見つかる

が、一方原住民マオリ系の人達は、職にあえいでいる


人種差別とか、偏見とかじゃなくこれが現実


でも、何でだろう?

白人が作りだした経済社会に
対応しきれないからなのかなぁ

実際にマオリ家庭を体験したことがないので
分からないけど、知りたい


昨日の夜、
TVでやってる犯罪特集番組で、
防犯カメラに写る犯人の大半が
 「外見はマオリ風」
と聞くと、少し悲しい気持ちになったのは、
僕だけでしょうか?