これはこちらに来て思うこと
「そんなまさかぁ
かたやNZは小さな農業国、
日本は技術大国なのに」
と思われそうですけど
ただし、
一般論ではなく、公共のITという意味で、です
つまり、
政府機関が提供する公共サービスが
非常に充実しており
それらが、インターネットをフル活用し
国民に広く提供されている
ということ
論より証拠
Googleで「日本政府」と検索すると
結果トップに来るのは首相官邸ホームページ
んー、中学生でも作れそう 笑
次に「New Zealand government」
と検索すると出てくるのが
NZ政府の統合ウェブサイト
デザインとか、
使いやすさとかだけを見ても違いは明らか
ここからいろんなサービスにアクセスできて、
前のブログで書いたようにネットで会社も作れるし、
個人の家計簿支援をしてくれるネットサービスも
政府が提供しています
いやぁ
本当に使う人のことを考えている
税金を払っている国民に
還元しようとしている姿勢を感じます
どっかの国も見習わないと
本当に
でも、なぜ人口一億超、経済力世界2位の国が
人口400万、農業メインの国にITでこれほど劣るのか?
多分それは、
IT投資に対する考え方だと思う
NZ:
「もっと国民生活を向上させなきゃ!
でも人がいない、お金ない・・・
じゃあ、少ない資産をフルに活用して
より大きなサービスに変えなきゃ → ITだ!」
日本:
「あれ、なんか世界でITが流行ってるなぁ
なんか効率良くなるみたいだし、
しかも周りも使え使えって言うし
しょうがないからHP作ってみるかぁ → IT」
これじゃあイイモノは出来っこないよなぁ
要はIT投資の「目的」がはっきりしているかどうか
なんだかんだ言って、ITは単なる道具
魔法の杖じゃないんですよね
2009年5月6日水曜日
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