2009年8月12日水曜日

法の解釈(続き)

あまりにも面白い・・というか
呆れる内容なので
まさかの「続き」です・・笑


昨日、早速以下の機関に
順番に訊いてみました

①警視庁
②古物商許可を得意とする行政書士事務所
③(最後に)秋田県警


訊く内容は
「海外から古物を輸入→国内で商用販売するのに
古物商許可は必要か?」
という点

拠点は秋田県にする予定なので
本当に訊くべきところは③秋田県警

が、①&②に訊くのは
おそらく経験があって話が早いし、
且つ対応が違った場合の
反論材料として使うため


まず、①警視庁

私:「(前略)~の場合、古物商許可って必要ですか?」

担当者:「仕入れは100%海外からですか?」

私:「そうです。100%海外からです。」

担:「その中で国内に出回った経緯があるものが
含まれている可能性はありますか」

私:「ほとんど考えられません。0%と思います。」

担:「でしたら、古物商許可は必要ありませんね。」


即答でした
さすが首都を守る警視庁
慣れているようです



続いて、②行政書士


私:「~の場合、古物商許可って必要ですか?」

(同じような質問をされて、)

行政書士:「あぁ、でしたら必要ないですよ。」


なるほど、これも専門家だからか
間髪いれずの即答


じゃあ、きっと必要ないでいいんだなぁ、
とほとんど安心しきって
では、本丸③秋田県警にいざ電話!

私:「~の場合、古物商許可って必要ですか?」

担:「・・いぁぁ・・、調べるので
 それはちょっと時間コもらえねすべか」
(いやぁ、お調べいたしますので、
少しお時間いただけませんか?)

私:「はい?・・あぁ、そうですか・・分かりました。
 では、1時間後にまたかけなおします」

<1時間後>

私:「いかがでしたか?」

担:「それがですねぇ、まんだ確認できでねっすもの」
(それが、まだ確認できていないんですよ)

私:「・・・はぁ。ちなみにどちらに確認されているんですか?」

担:「本庁ですぅ」

私:「・・・なるほど。では日を改めましょうか?」

担:「いや、今日中には確認できますんので」

私:「そうですか、ではまた夕方にかけますね」


<4時間後>

私:「いかがでしたか?」

担:「そんれがですねぇ、基本的には許可無しでも
イイんだすども、扱うモノによって変わって来るんだス・・
・・しかも、なかなか線引きっつーものが難しくてなぁ・・・
ちなみに、どんなモノを扱うんだスか?」

私:「主に陶器、スプーン等の金属類、布類ですね
 製造から50年くらい経過したものがほとんどです」

担:「んん・・・んだば、多分・・必要ねっすなぁ・・・」
(それならば、多分必要はないですね)

私:「多分?」

担:「えぇ、それが線引きが難しくって・・・」

私:「じゃあ、どんなモノは許可が必要なんですか?」

担:「例えば、切手マニアが集めるような海外のレア切手とか・・・」

私:「はぁ、切手・・・。陶器はOKで、切手はダメ・・・。
  何が判断のポイントなんですか?」

担:「そんれがですねぇ・・・、明文化されてねんだスよ・・
  申し訳ねごとに・・・」

私:「では、どこに最終確認すればよいですか?」

担:「いや・・、それはこちらで最終判断するんだスども・・・」

私:「はぁ・・・、では先ほど申し上げた品目ですと
  『許可必要なし』と判断していいですね?」

担:「んん・・・・んだすなぁ・・・。でも、もしかすると
  許可取っておいだ方がいいかもなぁ・・・」

私:「いや、お伺いしているのは、商売をするにあたって
  許可が必要か、必要ないかを判断したいだけです。」

担:「んん・・・んだば、ちゃんと検討して
  判断した方がいいみたいですねぇ・・・・
  申し訳ねすども、明日また連絡させてもらってもいいスべが?」

私:「・・・はぁ、わかりました。では明日回答を聞かせてください」




呆れて、モノも言えません


昨日の繰り返しですが
こんな警察に税金を払っている
(正確には、払っていた、ですが 笑
のが馬鹿馬鹿しいですね



PS。先日の北島ツアーで
載せ忘れた写真があって、
今日載せるつもりでしたが、明日にしますね
(Kuwaさんごめんなさい)